ジュニアNISAとは、証券優遇税制として知られるNISA制度の中の一つ。「ジュニア」の名からもイメージできる通り、0歳～19歳の未成年を対象にした優遇税制口座です。
一定の条件下で運用した株式や投資信託等について、そこから得られる利益が非課税になるという点において、ジュニアNISAも従来からある一般NISAも趣旨は同じ。ただしジュニアNISAの場合、未成年を対象にした口座であるとともに、年間の投資上限額が年間80万円になる点において、一般NISAとは特徴が異なります（一般NISAの投資上限額は年間120万円）。
マネックス証券でジュニアNISA口座を開設するためには、その前提として、①親権者がマネックス証券に証券総合口座を開設していること、②お子様本人がマネックス証券に証券総合口座を開設していること、の2点が必要となります。
ジュニアNISA口座を開設するにあたっては、まず上記2点を満たした状態にしてください。その上で、WEBまたは書面の郵送にて、ジュニアNISA口座の開設手続きを行います。
親権者およびお子様本人の証券総合口座を開設したうえで、マネックス証券の公式サイトから「ジュニアNISA口座の開設」を選択してログイン。ジュニアNISA口座の開設に必要な事項をもれなく入力のうえ、申込みをします。
その後、マネックス証券から郵送される書類に必要事項を記入し、あわせて必要書類を同封のうえ返送。到着した書類をマネックス証券がチェックしたのち、税務署の審査を経てジュニアNISA口座の開設が完了します。
WEBを通じた手続きに不安な方は、マネックス証券のコールセンターに電話をして、ジュニアNISA口座の開設に必要な書類を郵送してもらいましょう。
到着した資料にしっかりと目を通したのち、ジュニアNISAの口座開設に必要な書類にもれなく記入。本人確認書類等の必要な書類も同封のうえ、マネックス証券まで返送します。
その後、マネックス証券での書類のチェック、および税務署での審査を経てジュニアNISA口座が開設される流れとなります。
すでに他の金融機関でジュニアNISA口座を開設済みの方が、重ねてマネックス証券でジュニアNISA口座の開設手続きを行った場合、税務署から「非承認」という判定が下ります。「非承認」となった場合には、マネックス証券の開設中だったジュニアNISA口座が無効となるのでご注意ください。
なお、無効になる前にマネックスのジュニアNISA口座から何らかの商品を買っていた場合、その商品は自動的に一般口座へと移管されることになります。一般口座は優遇税制が適用にならないことも覚えておきましょう。
| 取扱い商品数 | 4,468件 |
|---|---|
| 取引所 | 東証/名証 |
| IPO銘柄 | 23 |
| 手数料 | 無料 |
国内株式を単元（100株単位）で取引する場合、買付も売却も手数料が恒久的に無料。投資信託については、買付の際の手数料が無料となります。
ただし、国内株式を単元未満で買った場合には、約定金額の0.5%の手数料が発生します。また投資信託においては、買付手数料は無料になるものの、信託財産留保額や信託報酬は通常通り発生する点も了解しておきましょう。
マネックス証券のジュニアNISA口座では、大きく分けて「国内株式」と「投資信託」の2つの商品を取り扱っています。
「国内株式」に含まれる具体的な商品は、証券取引所に上場している現物株式のほか、ETFやETN、REITなどの株式に準じた上場投資信託銘柄。IPO（新規公開株）やPO（公募・売出）なども、ジュニアNISA口座の「国内株式」に含まれます。
「投資信託」については、実に1,000種類超の商品を用意。安定運用型から積極運用型まで、投資家のお好みに応じた様々なコンセプトの投資信託を用意しています。
ジュニアNISAを始めるうえでの注意点にはいくつかありますが、それらの中で特に注意したい点が、18歳までは払い出しに制限があるということ。たとえ商品を買っていなかったとしても、ひとたびジュニアNISAの口座に入れた現金は、原則として本人が18歳になるまで引き出しができない点に注意してください。
また、ジュニアNISAで発生した損失を、他の口座にある商品の利益と損益通算することができない点にも注意。繰越控除ができない点も覚えておきましょう。
| 会社名称 | マネックス証券株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区赤坂1-12-32 |
| 電話番号 | 0120-430-283 |
| 上場企業名 | マネックスグループ株式会社（東証1部・8698） |
| 登録番号 | 関東財務局長（金商）第165号 |
| 設立 | 1999年5月 |
| 公式HP | https://www.monex.co.jp/ |
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